期間限定!教育費準備にジュニアNISAってどうなの?

皆さん、こんにちは!
ライフマネーコーチの水野圭子です。

今週は教育費の準備にジュニアNISA活用についての内容をお伝えします。

わが家も娘が高校3年で受験の時期で、大学4年で約800万円の教育費がかかるのだーとひしと感じでいる最中です。

お子様いらっしゃる子育て世代の皆さま、教育費準備、しっかり考えていきましょうね!!

知っている方は「え、ジュニアNISA、廃止するのでは?」と思われたかも。

そうなのです。2020年度税制改正で、ジュニアNISAは2023年末で廃止と決まります。(そのほかNISAの変更はまた次の機会に・・・)

しかし、ジュニアNISAは引き出し面で使いにくく、改正により使いやすくなるようです。

そもそもジュニアNISAとは
0歳~19歳のお子さま対象に、年80万円の投資枠において、株式・投資信託等に投資して得られる利益が非課税になる口座で、最長5年間非課税となります。

また、非課税期間が終了しても売却しない限り、ロールオーバーといって非課税のまま運用することができます。また、2023年でジュニアNISAは制度として終了する可能性がありますが、20歳になるまでは引き続き非課税で保有し続けることができます。

しかしジュニアNISAのデメリットは、18歳まで口座から引き出しできない点ですね・・・。

ただ、今回の改正よって2024年以降引き出し可能となったのです。

2021年から2023年の3年間だけ非課税枠を活用し、その後は自由にお金を引き出せるのであれば、投資を活用したい方、これを使わない手はありません。

今後の行方は金融庁サイトなどもチェックしておいてくださいね。

↓ご参考まに!

新しいNISA制度の概要と改正の狙い /金融庁より

─ ジュニアNISAは期限の延長を行わず、23 年末で終了とされているが、24
年以降、ジュニアNISAはなくなってしまうのか
ジュニアNISAは未成年者名義で非課税投資ができる制度として 16 年から 23 年末までの時限措置として設けられた。他方、利用実績が乏しいこと(19 年9月末時点で口座数 34 万口座、買付額 1500 億円)などから、20 年度税制改正では、期限の延長を行わないこととされた。
これは、24 年以降にジュニアNISAによる新規での投資ができなくなるということであり、ジュニアNISAという制度の存在が 23 年末をもってただちになくなるということではない。それまでに投資していた方は、名義人である未成年者が成年年齢(引下げ後は 18 歳)になるまでは、引き続き保有することができる。
なお、ジュニアNISAにおいては 18 歳まで引き出し制限が設けられているが、24年以降は、ジュニアNISA口座で保有している資産の全額について、遡及課税なく払い出しを行うことが可能となる予定である。